【iPhone X】Appleが公式サイトのサポートページでFace IDの仕組みを公開

Appleが公式サイトのサポートページでFace IDの仕組みや安全対策などについて情報を公開しました。

サポートページでは、Face IDの先進テクノロジーやセキュリティ対策、プライバシー保護などについて解説がされており、「iPhone X」ユーザーが知っておくべき情報が多数掲載されています。

例えば、先進テクノロジーの項目では、Face IDの利用方法について、以下の通り記載されています。

Face ID で iPhone X のロックを解除するには、iPhone をちらっと覘くだけ。TrueDepth カメラに顔が映りさえすれば、iPhone X を平面に置いていても、普段通りに支えていても、Face ID が機能します。

TrueDepth カメラの画角は、フロントカメラで写真を撮ったり FaceTime 通話をしたりするときとほぼ同じです。Face ID がいちばん機能しやすいのは、デバイス本体を顔から腕の長さほど (顔から 25 〜 50 cm) 離した位置です。

また、セキュリティ対策については、次のように解説されています。

無作為に選ばれた他人が iPhone X を見て、Face ID で本体のロックを解除できてしまう確率は、およそ 100 万分の 1 にすぎません (一方の Touch ID は 5 万分の 1)。

さらなる安全強化策として、Face ID を試せるのは 5 回までになっています。認証に 5 回失敗したらパスコードの入力が必要です。

なお、Face IDはセキュリティを守るため、特定の状況下でパスコードの入力が必要になるようです。

以下の状況下では、セキュリティ強化のため、パスコード入力による本人確認が必要になります。

デバイスの電源を入れた直後や再起動したとき。
デバイスが 48 時間以上ロック解除されていないとき。
デバイスのロック解除に過去 6 日半パスコードが使われておらず、過去 4 時間に Face ID でデバイスのロックを解除していないとき。
デバイスでリモートのロックコマンドを受信したとき。
顔認証に 5 回失敗した後。
音量ボタンのどちらかとサイドボタンを同時に 2 秒間長押しして電源オフ／緊急 SOS を作動させた後。

これらの内容からすると、Face IDは想像以上に使いやすく、ほぼ完全といえるセキュリティを備えているようです。

「iPhone X」の購入を検討している方は、ぜひサポートページでFace IDの仕組みやセキュリティについて一読されることをおすすめします。

（Source : Apple ）

（take211)