KGI証券のMing-Chi Kuo氏は、最新のレポートで「iPhone X」の製造難易度が「最悪」であると指摘。初回の出荷台数は200万台〜300万台程度にとどまるだろうと予想しています。
「iPhone X」の製造には3つのボトルネックが存在する
Kuo氏によると、「iPhone X」の製造には3つのボトルネックがあるようです。
そのうち最も深刻なのは、製造工程が複雑化したアンテナ用フレキシブルプリント基盤。メインサプライヤーは、日本の村田製作所なのですが、いまだに仕様を満たすことができず、現状では第2サプライヤーであるCareer社のみが製造を行なっているそうです。
次に深刻な問題となっているのは、リアカメラ広角レンズ用のフレキシブルプリント基盤です。これは、「iPhone X」独特のカメラ構造に由来するもので、サプライヤーであるInterflexは、基盤に隣接する広角レンズの品質について問題を抱えているようです。
また、再三指摘されている通り、「Face ID」で使用されるTrue Depthカメラの問題も未だに未解決とのこと。この点についてKuo氏は、設計段階で問題が起きていたのではないかと指摘しています。
これらの問題からKuo氏は、「iPhone X」の初回出荷台数を200万台〜300万台、12月末までの出荷台数を2,500万台〜3,000万台程度と予想しています。
(Source : Mac Rumors )
(take211)
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