KGI証券のMing-Chi Kuo氏は、最新のレポートでiPhone XとiPhone8 /8 Plusの販売状況や今後の需要予想について言及しています。
「iPhone X」の需要は2018年まで継続
レポートによると、iPhone Xの累計生産台数はクリスマス休暇までの間に2,500〜2,700万台程度となり、2,200〜2,400万台を売り上げる見込みだそうです。
また、多くの台数が売れることで、購入を迷っているユーザーは「ホームボタンがない」などといった不安が払拭され、さらに需要が伸びるとのこと。これにより、2018年第1四半期は35%〜45%程度生産台数が増加するようです。
意外?「iPhone8 Plus」は予想以上に売れている
一方、Kuo氏はiPhone8について、「新たな魅力が乏しい」という理由から「2018年第1四半期の売り上げは、2017年第4四半期に比べて50%〜60%減少するだろう」と語っています。
ただし、iPhone8 Plusについては、意外にも予想をやや上回る売り上げを記録しており、iPhone8が売れない原因の一つになっているのではないかと指摘。
さらに、需要の増えるクリスマスシーズンまでにiPhone Xの生産量が追いつくか疑問だとし、FoxconnがiPhone8 / 8Plusの生産ラインの一部をiPhone Xに振り分ける計画があるようだと述べています。
(参照 : 9to5 Mac ) (執筆 : take211)